先週末、親戚の子が通っている農工大の学園祭に行って参りました!
こちらは元々…東大の前身である東京帝国大学の農学部と工学部が独立してできた大学のようで、今回の学園祭に行くまでまったく知りませんでした。。。むしろ、農業大と関係あるかと思っていたくらい…(全然別の大学のようですw)
さて、大学の学園祭なんて何十年ぶり&農業系の大学ならではの美味しいものが沢山あるよ!と聞いていたので、ワクワクしつつ子連れで行ってみました。
最寄りは武蔵野線・北府中駅
農工大は、府中キャンパス(農学部)と小金井キャンパス(工学部)の2カ所にあるのですが、工学部では学園祭が行われないため、農学部のある府中キャンパスのみでの開催となります。
府中キャンパスへの行き方は、中央線の国分寺駅からバスに乗ると…10分ほどで大学の正門前に着くので、これが一番簡単な行き方のようです。ただ…今回は子供と一緒、かつベビーカーも持って行ったので、バスは混雑すると乗るのが大変だよなぁ…と思い、最寄りの武蔵野線・北府中駅から歩いて行く事にしました。
北府中駅からは、歩いて15分ほど。途中ずーっと白い塀が続くので、「はて?なんだろう?」と思っていたら、なんと府中刑務所でした…。映画などによく出てくる有刺鉄線等があるわけでもなく…一見普通の団地のようだったので、言われなければ分からないくらい、なんだかのどかな雰囲気でしたw
後から調べた所、どうやら職員の方の宿舎側だったようです。それで、そんなに重々しい雰囲気ではなかったのですね。納得。
緑が多く広大なキャンパス
しばらく塀伝いに歩いて行くと、森のような公園の様な場所が見えてきます。その公園沿いに歩き、しばらくするとそこが…農工大の入り口でした。
緑豊かな農工大の正門前
どうやら公園だと思っていたのは、農工大のキャンパスだったようです…。。それほど、大きな木がたくさん生い茂っており、緑豊かなキャンパスでした。
なお、農工際は今回で60回目でしたので、割とアピールして良いような記念の回でしたが…その割には、看板がひっそりと立っていましたw
人気の焼き鳥・きんつばは長蛇の列!!
さっそく中に入ると、入り口付近は主にシクラメンなどの鉢植えや植物のコーナーでした。このシクラメンもどうやら毎年人気のようです。その並びには、奥多摩のわさびを売っているコーナーも!
奥多摩わさびが気になりましたが…既に肉の列がすごいとのことで、先にそちらへ向かう事に。
最初に目指したのは、林科の「焼き鳥」。
11時〜の販売で…11時過ぎには着いていたのですが、すでに長蛇の列でした。。なお、こちらは20年以上続く農工祭の名物模擬店だそうです。
この竹で出来た串は、学生達が授業で学んだことを活かし手作りしているそうで、とても立派!串にお肉を刺す作業も大変そうですよね…。。
今回は、お味がタレ・塩こしょう・ゆずポン・バジルの4種類がありました。1つ500円(串を返すと50円返金)で、タレとバジルの2本を購入。結局1時間ほど並んで…やっと買えました!長かった〜!子供が意外と大人しくしていてくれたので、助かりましたが…もうあと少し列が長ければ、断念していました…。
お味はというと…お肉もぷりぷりな上に、炭で焼いているので香ばしくて美味しかったです!並んだ時間も加味され…より美味しく感じました(笑)
ウチの子は偏食気味なので、どうかなーと思いましたが…お肉の内側部分をあげてみると、意外に食べており…。子供でも食べられるくらい、柔らかかったです。個人的には、タレが美味しかったですね〜!
ちなみに、名物のきんつばも列が長くなっているということで、旦那と二手に分かれ、旦那にはきんつばを並んでもらっていました。きんつばは、安納芋、紫芋、紅あずまの3種類。安納芋と紫芋を頼んでいたのですが、なかなか出来上がらず…こちらも購入するまでに1時間かかりました。。なぜか、紅あずまだけはすぐ購入できたようですが…。
戦利品のきんつば
こちらは、きんつばというよりは…お芋を固めて焼いているお菓子という感じでした。お芋のごろっと感を楽しめて良かったですが、和菓子のきんつばを想像して食べるとだいぶ違うかもしれません。お芋のお焼きという感じかな?私は紫芋が気に入りました。出来立てはとても美味しいので、出来立てを食べることをおススメします!
馬とのふれあいコーナー
さて、お腹も満たされたところで、子供にとってはメインな動物とのふれあいコーナーへ。キャンパス内を奥の方へ進むと、まずはミニホースとのふれあいコーナーがありました。ここでは、馬に触ることができたり馬車に乗れるといったものがー。
しばらく見ていたところ、なんとそこにはおとぎ話にでてきそうな…真っ白なミニホースが!可愛い〜!!
せっかくなので子供にも「なでなでしてごらん」と言ってみましたが、なんせうちの子はかなり怖がりなので…結局は、全然触れ合えませんでしたw絵本やテレビだとすごく動物に興味を示す我が子なのですが…実物は、かなり大きいですものね〜。そりゃ怖いか…。。
小動物とのふれあいコーナー
さらに奥へ進むと、小動物とのふれあいコーナーが。
このコーナーもすでに子供達でいっぱい!農工祭の子供参加率は、他大学に比べてもかなり高いと思われます。こちらも30分ほど並ぶと順番が回ってきて、ラット・ネズミ・ウサギ・ヤギ等を見ることができました。
パンダマウスという珍しいネズミ
ここにいたパンダマウスというハツカネズミが、ほんとパンダみたいな柄で…(笑)かなり可愛かったです。小さくてすばしっこかったので、飼って一緒に遊ぶには少し大変そうですが…。。ちなみにこのパンダネズミ、江戸時代にはよく飼われていたそうです。あまり見かけないですが、起源はなかなか古いようですね。
ヤギの親子
ヤギの親子もとても愛らしかったです。ちなみに子ヤギは双子で、1ヶ月半前に産まれたばかり!親ヤギと比べて、毛がフワフワでした〜!(親ヤギは、結構ごわごわして固い毛でしたw)
ちなみに、ここでもうちの子は触れ合えず…w パンダマウスの様な小さい生き物も怖がってしまい、一切触れませんでした。ま、小さい虫とか昆虫も怖がるくらいだから、まだ生き物はコワイ!って感じなのですかね。
農工夢市場ではアイスやジャムを販売
農工大では「農工夢市場」という…大学で作られた農産物や加工品などを販売するアンテナショップがあります。こちらは、毎週木曜日に大学の南門付近で出店しているのですが、ちょうど農工祭の日にもお店を出していました。
私たちが行った日は、11月とは思えないほど異様に暑く…。(子供は暑がって、日中は半袖でしたw)アイスが食べたいね〜と話していたら、ちょうどここでアイスを売っていました。
バニラ味のアイス
アイスのお味は…くどくなくさっぱりしていて、暑い日だったので本当に美味しかったです!
その他にも、オリジナルブランドの焼酎やブルーベリージャム、蜜蝋クリームなどが売っていました。蜜蝋クリームは、その日の朝に作ったばかりとおっしゃっていたので…ついつい買ってしまいましたw
アイスで涼を取ったあとは、厩舎のほうも見学したり…ぐるっと一周してメインキャンパスの方へ戻りましたが、なんせかなり広いので…。。厩舎の方まで行くと、だいぶ歩いたな〜という感じがしました。
室内では研究発表も
メインキャンパスの方へ戻り、せっかくなので室内での展示も見学することにしました。こちらの教室では、骨の標本や狩り部(狩猟部)の活動の様子などが展示されていました。
写真はアザラシの骨の標本です。ちなみに、鹿の角やら動物の骨もこちらでは購入可能です。
販売中って…。。。学園祭で、骨を買えるってなかなかないですよね…。。
買う人いるのかなぁ…。。
そんな素朴な疑問を抱きつつ…その後も展示やらステージを楽しみ、暗くなってきたので農工大を後にしました。
まとめ
初めて行った農工大の学園祭でしたが、思った以上に楽しめて大満足でした!1日があっという間でした。
ちなみに…有名な農工大のお味噌と乳酸菌飲料を購入しようと思うと、次の日も行かねばならず(この日(土曜)の販売は一切無し)さすがに諦めました。また、人気の模擬店には結構並ばないといけないので、小さなお子さんがいる方は早めの時間にいった方が良いと思います。
また、飲食スペースが限られているので…小さなお子さんがいる場合は、レジャーシートを持っていってピクニック感覚で行かれることをおススメします。なお、オムツ交換できる場所や授乳できるスペースがないので、子連れの私達には少し大変でした…。子供がたくさん来ていたので、可能なら1つでも教室を開放してくれたらいいのになぁ〜と思いました。
でも、とても楽しかったので、来年はレジャーシート持参で気合いを入れて行きたいと思います!来年は、うちの子も動物と触れ合えますように〜(笑)
オムツ交換台…×
授乳室…×