今年の秋に、子供(1才8ヶ月)と一緒に海外旅行へ行く予定があり、立川パスポートセンターにてパスポートの新規申請をおこなって来ました!
以前ですと、子供の個別パスポートは不要で、親と一緒に併記できたようですが…。1995年に旅券法が変わり、現在は0才の赤ちゃんでも、個別のパスポートが必要です。また、私のパスポートも1年ほど前に有効期限が切れており…。今回は、子供と併せて新規申請をして来ました。
パスポートセンター 立川分室の営業時間と場所
場所は?
パスポートセンター立川は、立川駅ほぼ直結のルミネ立川9Fにあります。東京都内でパスポートを申請できる場所は、新宿、有楽町、池袋、立川の4カ所です。
私は立川市民なので、立川以外には申請に行ったことはないのですが…。この立川分室は、駅ビルの中にあるのでアクセスも良く、エレベーターに乗ればすぐ着いてしまうので、子連れやベビーカーの方でもおすすめです。実際、たくさんの子連れの方がいらっしゃっていました。またルミネの6Fには、授乳室やオムツ替えスペースが完備されていますので、安心して利用できます。
子連れで都心のパスポートセンターへ申請に行った知人は、人が多くて大変だった…とも言っていました。都心のパスポートセンターと同程度の距離ならば、立川分室の方が割と空いていて、良いのかもしれません。
営業時間は?
土曜日、祝日・休日、年末年始はお休みです。
月曜〜水曜日 9:00〜19:00
木・金曜日 9:00〜17:00
月〜水曜日 9:00〜19:00
木・金・日曜日 9:00〜17:00
※日曜は、パスポートを申請をすることはできません。受け取りのみです。
なお、ルミネ休館日でも、パスポートセンターとお隣の証明写真店は通常通り営業しているようです。(休館日に行かれる方は、念のため事前にご確認下さい)
私はうっかり、土曜日もやっているのだと勝手に勘違いして、金曜の夜に申請書類を全て書き終えた後…土曜日は、パスポートセンターがお休みだという事実に気付きました。。。
申請日は平日のみです!お気をつけください。
子供とのパスポート申請に必要な書類
まずは、子供とのパスポート申請に必要な書類を確認する為、立川パスポートセンターへ。事前にネットなどでも情報を調べたのですが、イマイチよく分からず…直接聞きに行った方が早かったので、確認しにいきました。
以下、パスポートの申請の際に、私が用意した書類です。
● 戸籍謄本
● 本人確認のための書類
● 写真
●一般旅券発給申請書【申込書】2枚 (5年用と10年用)
申込書には5年用と10年用があります。薄い青の用紙が5年用、赤が10年用となっているので、記入の際は間違えない様にしましょう。なお、申請時に20才未満の未成年の場合は、5年旅券のみ発行可能です。
私の場合は、子供と自分の分を2冊申請予定だったので、子供用(5年)と自分用(10年)の申込書を事前に貰っておき、自宅で全て書き終えてから申請しにいきました(その場で、子供を抱っこしながら書くのは大変そうだったので…)。ただ、折り曲げ厳禁なので、みなさんパスポートセンターにて書いている方が多かったです。
●戸籍謄本 1通 (※6ヶ月以内に発行されたもの)
子供の分と私の分で、それぞれの戸籍謄本もしくは抄本が必要なのかと思ったのですが…。同一戸籍内にある2人以上が同時に申請をする場合、戸籍謄本が1通あれば良いそうです。※抄本だと私(個人)の証明になってしまうので、この場合は家族が載っている謄本を用意しましょう。
●本人確認のための書類(原本、コピーは不可)
【自分用】
運転免許証
他にも
パスポート(有効中または失効後6ヶ月以内のもの)、マイナンバーカード、住基カード(写真付き)なども有効です。
【子供用】
健康保険証と母子手帳
運転免許証などがない子供の身分証明は、健康保険証と母子手帳の2点で確認しますとのことでした。ただ、窓口の方によると…保険証のみもしくは、親権者(この場合、私)の本人確認書類(運転免許証など)だけでも大丈夫なようです。
私は一応、子供の健康保険証と母子手帳を用意していきました。そのせいもあってか、手続きはスムーズだったので、少し荷物になりますが、用意した方が良いかも知れません。
●写真 (縦45mm×横35mm)
写真は細かく規定があるので、東京都生活文化局のサイトを参考にしてみて下さい。
ちなみに、事前に窓口へ行った際、私は前髪が少し長く目にかかっていたので、窓口の方に「写真撮影の際は、目に髪がかからないよう気をつけて下さいね〜」と言われました。入国の際は、目の大きさなどで同一人物かどうかを判断するそうなので、目の部分は重要のようです。なお、申請書には写真を貼らずに、そのまま持参ください。係の方がその場で貼ってくれます。
パスポートの申請料金
パスポートの新規発給の手数料は、以下の通りです。
● 5年旅券…11,000円
● 5年旅券(申請時12才未満)…6,000円
12才未満だと、申請料は大人の半分でした。都から補助でもでるのかしら…。
今回は、10年旅券(私の分)と5年旅券(子供の分)を併せて、22,000円でした。受け取りの際に、パスポートセンターを入って右側の収入印紙売り場にて、全額支払います。なお、支払いは現金のみで、カードは使えません。
証明写真は?
大人用 〜やっぱり証明写真機は楽だった〜
予算を抑えるため、初めは白い壁の前に立ち、影ができないようiPhoneで自撮り撮影を敢行。その後、画像加工ツール(photoshop)を使いサイズ調整の後、コンビニのプリンターで写真プリントをしてみました。色味のせいかコンビニのプリンターからだったからか、何だか(私的には…)画質がイマイチで…。
結局、色々やったものの面倒くさくなり挫折。最終的には、ビックカメラに置いてある証明写真の機械で撮りました。目にも白い光がキレイに入り、やはりライティングって大事なんだなーと実感。ケチらず、最初からこっちでやれば良かったです(笑)。
子供用 〜挫けず何度も撮ってみる〜
子供の写真はというと…証明写真の機械で1人じっとしていてくれる訳もないので…。。家だったり外出先だったり、子供が機嫌の良い時に白壁の前で何枚も撮りました。
そして、何とか奇跡の1枚が撮れたので、先ほどのツールで加工の上、コンビニでプリントしたのを使用。なお、使用した写真は子供の口が結構開いていて…少し間抜けな写真でしたがw なんとか大丈夫でした。
自分で作成すれば、30円しかかからず安上がりでしたがw 色味の調整やじっとしていない子供の顔を正面で撮るのはなかなか難しかったので…。お金はかかりますが、格闘していた時間を考えると…大人しく写真スタジオで撮影してもらっても良かったなぁと後から思いました(笑)まぁ…こういったのは、やってみて分かるもんですね。
なお、photoshopなどの専用ソフトを使わなくても、携帯のアプリで証明写真サイズに加工してくれるものもあるようなので、そちらを利用してみても良いかもしれません。(使用していないので、使い勝手はどうか分かりませんが…)
ちなみに、子供の写真をパスポートセンターの受付へ提出した際、子供の前髪が目にかかっていることにチェックが入りました(ホントに少しだったので、あまり気にしていなかったのですがw)
「お子さんだから大丈夫かと思うんだけど…念のため確認しますね〜」といって確認してもらい、「大丈夫でした!」とOKがでました。子供じゃなかったらNGだった可能性もあるので…再三になりますが、自分で撮られる方は髪の毛が目にかからないよう充分ご注意ください。
FUJI COLOR 証明写真スタジオが隣接
パスポートセンターの隣には、証明写真スタジオが併設されています。写真を用意していない方でも3分ほどで仕上がるので、すぐに申請可能です。
なお、パスポート用写真は2枚1組で1,950円(データ込みで2,950円)と若干高めですが…確実にキレイな写真が撮れるのと、事前に用意するのが面倒くさい方にはおすすめです。
月曜〜水曜日 9:00〜19:00
木・金曜日 9:00〜17:00
※土・日・祝日は定休日です。
パスポートセンターにあわせた営業時間なので、もし写真がNGとなった場合でも、その場で撮り直しができます。
近くの証明写真機
もっと安く証明写真を撮りたい!となると…パスポートセンター近くの証明写真機は、立川駅北口を出てすぐ右手、ビックカメラの地下に設置されています。DNPフォトの「Ki-Re-i」とフジフィルムの「証明写真ボックス」の2台があり、どちらもパスポート写真が撮れます。
「Ki-Re-i」だと背景がブルーのみで、その他の色は選べません。背景にこだわりがある方は、「証明写真ボックス」で撮りましょう。ただし、証明写真の背景は無地のみです。グラデーションではなく、無地のものを選びましょう。
申請の待ち時間は?
やっと必要な書類や写真も用意できたし…。これで申請にいける!(写真を安く仕上げようと格闘していたので、長くかかっただけなのですが…w)
ということで、とある1月の水曜日に、我が子を連れて立川ルミネ9Fのパスポートセンターに申請をしに行きました(パスポートの申請は、当人もいないとダメなので…子供も必ず連れて行きましょう)。ちょうど着いたのは、午前11時。
申請書や必要書類を持って、まずは「③受付」という列に並びます。特に大型連休が近い訳でもなかったからか、センター内は比較的空いていました。5分ほど並んで、持参した書類を提出。(子供の写真チェックが入ったのも、この時点でした。ここで書類や写真に不備があると、戻されるようです)
書類などにOKが出れば、番号札を渡され…しばし待ちます。10分ほどすると、番号が呼ばれ書類や本人かどうかの確認を経て、パスポート引き換え書を渡されました。引き換え書には、1週間後にはパスポートの“受取が可能”となっていました。
お金を支払うのはパスポートの引き換え時なので、この日はこれで終了です。時計をみると、ちょうど11時30分。申請に掛かった時間は30分ほどで、あっけなく終わりました。
パスポートの引き換えは?
申請した翌週の木曜11:30頃に、パスポートを取りにいきました。受け取りの際も子供が一緒でないといけないので、注意しましょう。
入って右側の「収入印紙売り場」にて、パスポート代22,000円を支払い「①受取」の列に並びます。
パスポートの引き渡し時には、写真の確認、ICチップの動作確認や受取のサインなどをして完了。この間わずか5分ほどで、待つことなく2冊のパスポートが貰えました。
まとめ
時期的なものもあるかもしれませんが、立川パスポートセンターはとても空いていました。
自分の分だけだと準備は比較的楽ですが…子供用パスポートも申請する予定がある方は、事前準備(主に写真…)に時間がかかるので、子供の機嫌のいい時に白壁の前などで、早いうちから写真を撮っておく事をおすすめします(実際ウチが使った写真は、中華街に行った時に機嫌が良く、その時に撮ったものでしたw)
また、子供がもっと小さい場合は、白いシーツの上に寝かせて、上から撮るのもありだそうです。お子さんの月齢に合わせて、撮り方を変えてみて下さいね。