先月、1ヶ月の間に2本も眼鏡が壊れるという事態が発生しました。。今までは、5,000円くらいで作ったzoffの眼鏡を7,8年くらい使用したり、独身の時は眼鏡が壊れるなんてことは滅多になかったのですが…。
やはり、子供がいると全然状況は変わります…。
「やめて〜!!」と私が言うのも聞かず…子供は眼鏡をひっぱって折り曲げたり、投げてみたり。眼鏡を死守するのは、なかなか至難の業です。
そんな中、さすがにもう何回も眼鏡を作り直すのが面倒となってきたので、お値段が張るけど日本製で頑丈そうな「spec ēspace (スペックエスパス)」という眼鏡に、思い切って投資してみました。
2本の眼鏡が壊れるまで
可哀想な1本目
1本目の眼鏡は、寝る前に外そうと思い置いた瞬間に…見つけたウチの娘(当時10kgほど)が速攻全体重で乗り…あっさりと、
「ボキッ」
あぁ。。
この眼鏡は、子供が産まれた後にちょうど買い替えたものでした。生後半年経ったあたりから、子供の握力も強くなってきたので「眼鏡が壊れたら困るな〜」と思い「OWNDAYS」という眼鏡屋の「AIRウルテム」という軽量で壊れにくく、曲げても大丈夫な眼鏡を買った筈だったのですが…。子供の体重には、耐えられなかったようです。
付け根の箇所がガッツリ折れてしまったので、さすがに新しく買い替えることにしました。買ってまだ1年以内だったので、保証対象期間となり「ほっ」。壊れても4,000円(購入時の半額ほど)で同じフレームの眼鏡を作って貰えるとのことだったので、ひとまず交換することにしました。
記憶がない2本目
2本目の眼鏡は、それから1週間後。子供を寝かしつけていた際に、寝落ちした私。寝ぼけながらも布団の近くに眼鏡をおいたようなのですが、運悪く寝返りを打った際に、眼鏡が腕の下へ入ったらしく…
朝起きてみると…
「ひぃ〜!! 眼鏡が壊れてる」
しかも全く同じ箇所が折れて、今度はレンズまで外れています。。
子育て中の人が眼鏡を壊す理由に、「寝落ち」がランクインしているのも頷けます。。。それにしても、全く意識がないのが怖い…。
OWNDAYSの眼鏡は、軽量で壊れにくく曲げたりするのには適している眼鏡でしたが、柔軟性がある反面、少し素材が弱いのかもしれません…。今回は、子供ではなく自分が悪いのですが…w
さすがに2本も折れたので、折れる度に眼鏡屋へ行くのも煩わしくなり…。別の頑丈な眼鏡を探すことにしました。
spec ēspaceの眼鏡とは?
駅周辺の眼鏡屋さんを色々回ってみましたが、なかなか頑丈な眼鏡は見つからず…。意外と「コレ!」といったものが見当たりませんでした。そんな中、店員さんが自信を持って薦めてくれる眼鏡に出会いました。
それが「spec ēspace」という眼鏡で、国内メーカー「opt duo」という会社の作る眼鏡でした。
頑丈な素材
この眼鏡は、軽量で強靭な特殊ナイロン樹脂と1枚板のチタンフレームで出来ています。
なんとこのチタンフレームの部分は、曲がったりしても直せる作りになっています。(※ナイロン樹脂は頑丈ですが、万が一割れてしまったりする場合は、そこだけ交換となります。)
お店の方曰く、「お客さんで交通事故に遭われた方がいたのですが、チタンの部分はかなり折り曲がっていたのですが、直してまた使えました」とのことー。
うーん。事故にあっても壊れない眼鏡って、心強い…。
また、眼鏡に普通あるはずの、蝶つがいが無いのも最大の特徴です。蝶つがいがあると、ネジで留める部分がでてくるので、どうしてもその部分は弱くなるそうー。強度を増す為の大きなポイントのようです。
子供にもおススメ!頭を締め付けない掛け心地
この眼鏡は、普段見ることのない独特なデザインの眼鏡です。
spec ēspaceは、「空間・宇宙」などの構造・性能を意味します。spec ēspaceは、フレームによって空間を作り出す眼鏡です。
どちらも「opt duo」サイトから引用
とサイト上にも書いてあるように、前から見ると普通の眼鏡ですが、横から見ると眼鏡の横にもう1本チタンフレームのラインが入り…顔周りに面白い空間を作り出します。
このチタンフレームが顔の形に合わせて曲がる為、締め付けがないのにズレない掛け心地の眼鏡になっています。
買ったばかりの眼鏡って、慣れるまでしばらく耳辺りが痛かったりしますよね…。この眼鏡は、付けた瞬間からフィットするので、耳や鼻あてが痛くもならず、非常に楽です。
なお、私が購入した眼鏡は、女性用の小さめサイズだったので、より自分にフィットする感じがしました。キッズサイズもあるようなので、スポーツをするお子さんも良く購入していくそうです。
人の顔の幅に合わせてフォルムが作られるので、一人一人印象が変わってくる…そんな眼鏡の常識を覆すような、近未来的なデザインもこの眼鏡の特徴です。
熟練の技による日本製
「spec ēspace」の眼鏡は、福井県の鯖江市で作られています。眼鏡好きな方はご存知かもしれませんが、鯖江市は眼鏡作りでとても有名な市で、多くの「町工場」や熟練の「職人」がいるそうです。
この眼鏡は、1枚のチタンから作り出されるフレームのため、とても頑丈です。ただし、1枚板であるチタンを加工するのに、とても高い技術を要するとのことでした。
お店で実際に、1枚板のチタンを見せて頂きましたが、曲げて加工するのは容易ではないな…と感じるほど、固く頑丈な素材でした。
日本の伝統的な技法と職人さんの技があることにより、やっとこのフレームは作られます。おそらく鯖江市でないとこの眼鏡は作れないのではないか…と店員の方もおっしゃっていました。
なお、日本の技術や熟練の手仕事を世界に広める活動をしている、元サッカー選手の中田英寿さんも、こちらの工場を見学しにきていたので、職人の技が集結した注目の眼鏡のようです。
独特な眼鏡のたたみ方
こちらの眼鏡は、写真のように…ふちに柄をかけて眼鏡を畳むことのできる面白いスタイルです。
こんな柔軟性がある眼鏡、なかなか見たことがない…。
また、眼鏡が邪魔な時は首に引っ掛けておける…優れモノです。ただし、子供が小さい場合、気になって余計触ってくると思うので、やらない方がいいと思いますw
ケースもコロンとした独特な形をしており、とても可愛いです。ただ、このケースでしかこの眼鏡をしまうことができないので…以前のケースが使えず、そこはちょっと不便かもしれません。。
どうしてもお値段は高い…
この眼鏡。店員さんから情報を聞けば聞くほど、頑丈そう&長く使えそうだし惹かれるのですが…なんせお値段が高い…。。T_T
フレームだけで、38,000円+税。レンズ代が別だったので、それを入れると6万円近くなります…。
いつも、レンズ代込みで1万円以内の眼鏡だったので、お店で「いいな…」と思ってもしばし決断がつかず…。何度か足を運んだ末に、清水の舞台から飛び降りる気持ちでようやく決断しました。
まぁ、熟練工の技術や素材を考えると妥当なお値段だと思うので、日本の商品を世界に広める為にもいっちょ買ってみるか!と、自分に言い聞かせてみたり…←単に買うのを正当化したいだけの気もしますがw
なお、私のとは違いますが…楽天でもチタンフレームのみの眼鏡が販売されていました。こちらはメンズ用なので、一回り大きいのかな?フレームのみの販売のようです。
まとめ
眼鏡を買って1ヶ月ほど経ちますが、掛け心地もいいので気に入っています。1度、子供に眼鏡を掴まれた上にブンブンと振り回され…軽く血の気が引きましたが、無事だったので事なきを得ました。
また高額な眼鏡なので、マメにケースにしまったりと…自分でもちゃんと保管する様になりました。大事にしようという気持ちが、そもそも重要だったのかもしれません。(←以前から、ちゃんとしまえって話ですかね…笑)
今後はキチンと保管して、元が取れるように…10年以上は使用していきたいと思います。
では、皆様の眼鏡が私と同じく破壊されませんように…。もし破壊された場合は、ぜひこの眼鏡も候補にあげてみて下さいね〜!
おまけ:マスクをすると眼鏡が曇る問題
この眼鏡をかけて早2年。あれから壊されることもなく、順調に生活できております♪掛け心地も良いので気に入ってはいるのですが…。コロナ禍で眼鏡をかけていて、とても煩わしい問題に直面しました。
それは…マスクで眼鏡が曇って何も見えなくなる!!
子供を保育園へ送りに行き、部屋の中に入るとそれはもう真っ白。友達のお母さんが私の姿を見つけて、手を振るも私は何も見えず…。白い眼鏡の私を見て、思いっきり笑われました…笑
あまりの煩わしさに、これはなんとかせねば!と思い、ジェルタイプの曇り止めを購入することに。
使ってみた所、全然曇らない!2〜3日の塗り直しは必要となりますが、思った以上に効果がありました!初めて使いましたが、曇り止めってすごい!感動…。曇り止めの効果が切れてくる時に、なんだかレンズがモヤモヤ〜となりますが、全く前が見えない煩わしさよりは全然マシかと思います。
以前「曇り止めクロス」という“拭くだけタイプ”のも使ってみましたが、ほとんど効果はありませんでした。なので、きちんとした効果を求めるならぜひ「ANTI-FOG」のようなジェルタイプをおススメします。
という訳で…眼鏡が曇ってお困りの方、ぜひお試しあれ〜!