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フライングホヌA380の運航日や時間は?機内設備やカウチシートの詳細を調査

飛行機くも Hawaii

ハワイへ旅行に行く方で、エアバスA380型機「フライングホヌ」の運航を楽しみにされている方は多いのではないでしょうか?

 

あの亀(ホヌ)のイラストとハワイをイメージした色使いの飛行機は…子供だけでなく大人でも「乗ってみたい!」と心を揺さぶられますよね〜!

 

前回の記事でも書きましたが…我が家では同行家族の都合により、行く予定だった5月初旬のハワイ旅行が、9月に延期されました…。(キャンセル料+子供の小児(10%)→幼児運賃(75%)への変更で、我が家にしては莫大な額となる追加料金が発生します(安いツアーならもう1回位ハワイへ行けます…しくしく…T◇T)。

 

【前回の記事が気になる方はコチラ↓】
日程変更で小児が幼児運賃に!ANA国際線の予約変更料とついでにANA COUCHiiの値段を聞いてみた

 

なので、せっかく9月にハワイへ行くなら…5月24日に就航予定のANAの新型機「フライングホヌ」へ乗ってやるぞ!と思い、やけくそ気味にw早速調査をしてみました。

 

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ANAの「フライングホヌ FLYING HONU」A380とは?

 

flying honu

ANAサイトより引用

 

ANAが渾身の力を込めてハワイ路線へ投入する、日本初の世界最大旅客機エアバスA380型機です。

 

全体図

 

2階建てのエアバスA380型機は、総席数が520席。その内訳は…

 

【2階部分】

・ファーストクラス…8席

・ビジネスクラス56席

・プレミアムエコノミー73席

【1階部分】

・エコノミークラス383席後方60席は【ANA COUCHii】と呼ばれるカウチシート)

となります。

 

プレミアムエコノミーも2階席に位置しているのですね!また、ANAホノルル路線はファーストクラスが無かったのですが、そちらも設置されています。

 

ハワイ路線は今までJALのシェアが50%ほど(提携のハワイアン航空含む)だったようですが、このフライングホヌの導入により2020年にはANAのシェアも15%→25%ほどに拡大するそう。

 

また、この飛行機の就航(2019年5月24日)に合わせ、ホノルル空港にもANA専用ラウンジが新しくオープンしました(今まではデルタと共有)。なんだか、ANAのハワイ路線への情熱が半端ないですねw

 

ちなみに、プレミアムエコノミーの搭乗券でもANAラウンジは出来るそうで、しかもそこから直接「フライングホヌ」へも搭乗可能!う〜ん。便利だ!

 

ホノルル空港って、レストランだったりあまり落ち着ける場所が少ないので…こういったスペースは、家族連れにありがたいですよね。といっても、うちはエコノミークラスなので、利用は出来ませんがw

 

機体はウミガメ(ホヌ)のデザイン

 

イラスト

ANAサイトより引用

 

さて、A380と言えば…この機体がなんと言っても可愛い!ハワイの神聖なる生き物、ウミガメ(ハワイ語でホヌ)をモチーフにした3色の飛行機が就航します。

 

左のブルーのカメは、ハワイの空をイメージした「Lani:ラニ(ハワイ語で空)」

真ん中のエメラルドグリーンのカメは、ハワイの海をイメージした「Kai:カイ(ハワイ語で海)」

右のサンセットオレンジのカメは、ハワイの夕陽をイメージした「La:ラー(ハワイ語で太陽)

 

機体をよく見ると、2匹ほど子ガメも一緒に描かれていて…亀ファミリーのイラストでした。機体デザインをはじめ内部の仕様など、今回のターゲット層では、子連れのファミリーを意識していることが分かります。緑色の機体なんて、ニコニコした亀の表情が描かれているので…見ているこっちも思わずつられて笑顔になっちゃいますねw

 

なお、この飛行機1機を作るのに、16色・約3300リットルほどの塗料が使われたそうで…。複雑なデザインだけに、色を塗るだけでも相当な作業だったでしょうね…。。

 

多目的室やバーカウンターなども完備!機内設備は?

 

今回のフライングホヌに設置された珍しいものと言えば、多目的ルームバーカウンターです!

 

tamokuteki

多目的ルーム内部

ANAサイトより引用

 

多目的ルームは機内後方に設置され、着替えや授乳などができます。また、オムツ交換台なども完備されていて、こういった部屋があるのは子連れには助かりますね!

 

また、全てのクラスで自由にドリンクやスナックを取りに行くことができる、バーカウンターも設置されます。

 

いつも忙しいフライトアテンダントさんに、飲み物を頼むのって気が引けたりしますよね…。その点、バーカウンターがあればいつでも気軽に飲むことができるので、個人的にはかなりありがたいサービスです!

 

日本の航空会社初!カウチシート「ANA COUCHii」

 

子連れの方で「FLYING HONU」最大の魅力といえば…このカウチシートなのではないでしょうか?

 

後方の60席全てが、3席もしくは4席のカウチシートとなっています。通路側以外のアームレストを全てあげることができ、併せてレッグレストを上げれば…簡易ベッドのように早変わり!

 

couchイラストANA

ANAサイトより引用

 

イラストの様に、子供がごろ〜んと横になっても大丈夫そうです。今迄のアームレストって、席によって上がらなかったり、また狭いシートに子供を寝かせるのは…至難の業ですもんね。

 

なんて画期的で便利なんだ…。。でもこんな便利なものが、今まで日本の飛行機になかったのが不思議なくらいですw

 

子連れだけじゃなく、長時間の着席が辛い年配の方や、腰を痛めている人などにもいいかもしれません。あとは、カップルや1人で優雅に使う…なんてのもありですね〜。

 

また「ANA COUCHii」専用の寝具(シーツマット、枕、毛布)や専用シートベルトなども提供してくれるとのことで、至れり尽くせりなこのカウチシート。座席用のブランケットだけだと…意外と薄くて寒いし、1枚じゃ足りないことも多いですもんね。

 

なおこのカウチの座席は、リクライニングの角度:110度、シート幅:43.2cm、シートピッチ:32インチ(約81センチ)と通常のエコノミー(シートピッチ34インチ(約86センチ))に比べ、シートピッチが若干狭くなっています。

 

エコノミーの標準設備は?

 

エコノミークラスの標準設備としては、13.3インチのタッチパネル式モニターPC電源・USBポートも設備されています。モニターがタッチパネルだと、子供でも使いやすくていいですよね。USBポートがあるのも助かります。

 

また、エコノミークラスの機内食は、あのパンケーキで有名なbillsとのコラボメニューだそうです。(2019 5/24〜2020 5/31《予定》)

 

って、、billsってオーストラリアのシドニー発祥じゃ…。。なぜ日本⇔ハワイ路線に。。パンケーキ繋がりだったら、何でもいいのかしら…?

 

この点は、ちょっと個人的に?という感じですが…。。ま、味が美味しければ何でもいいですけどねw

 

フライングホヌのカウチシートの料金は?

 

さて…やっと本題ですが、ANAフライングホヌ「ANA COUCHii」を使用する際の、追加料金を調べてみました。

 

就航記念キャンペーン ローシーズン ハイシーズン
4名利用 【4席利用】 6,000 円 【4席利用】12,000 円 【4席利用】12,000 円
3名利用 【3席利用】 4,500 円
【4席利用】 11,000 円
【3席利用】9,000 円
【4席利用】22,000 円
【3席利用】9,000 円
【4席利用】52,000 円
2名利用 【3席利用】 9,500 円
【4席利用】 52,000 円
【3席利用】19,000 円
【4席利用】52,000 円
【3席利用】49,000 円
【4席利用】172,000 円
1名利用 設定無し(ローシズン料金) 【3席利用】59,000 円
【4席利用】92,000 円
【3席利用】169,000 円
【4席利用】252,000 円

 

※料金は1区間、1組あたりの金額なので、片道の追加料金となります。

※人数は大人・子供・幼児が対象なので、座席を確保する幼児は人数に含みます。座席を確保しない幼児は人数に含みません。

 

シーズン表はコチラ。

成田出発便 ホノルル出発便
就航記念キャンペーン 2019年5月24日~7月11日 2019年5月24日~7月12日
ローシーズン ●2019年8月18日~9月12日
●2019年9月15日~12月19日
●2020年1月1日~3月31日
●2019年7月16日~7月19日
●2019年8月26日~2020年1月1日
●2020年1月5日~3月31日
ハイシーズン ●2019年7月12日~8月17日
●2019年9月13日~9月14日
●2019年12月20日~12月31日
●2019年7月13日~7月15日
●2019年7月20日~8月25日
●2020年1月2日~1月4日

 

例えば、夫婦2人と子供1人=計3人の我が家の場合…

子供が2才以上で幼児運賃となり1席分の座席代を払っているため、料金表の【3名利用】のカテゴリーとなります。なので、ローシーズンに3席分のカウチを使用する場合、追加料金は片道9,000円となります。

 

もし、子供が2才未満で小児運賃となると…【2名利用】で3席分の座席を利用することになるので、ローシーズンの追加料金は片道19,000円となります。

 

ちなみに、ハイシーズンに1名で4名席分のカウチシートを利用すると、252,000円…

って、高いっ!!!もはやビジネスクラスの方が安い気がします…。。ファーストクラスも往復35万円〜なので、あまり大差ないですね(笑)。

 

フライングホヌの運航日は?

 

フライングホヌ「A380」の就航は、2019年5月24日(金)から。

羽田便ではこの機体の運航はなく、成田⇔ホノルル便のみとなります。

 

運航日程は、下記の通りです。(2019年1月現在)

 

【2019年5月・6月】
日・火・金曜に、それぞれ1便ずつの週3便

ブルーの機体(NH183/NH184)が主に運航 6月後半はブルーとグリーンの機体が混在

【2019年7月〜】
日・火・金曜は1日2便
月・水・木・土曜は1日1便

ブルーとグリーンの機体(NH181/NH182)2機 運航予定

※8月、12月、1月は一部曜日に変更があるので、ご注意ください(特に8月)

 

となります。

 

7月以降のフライングホヌでの運航本数は、週に換算すると10便。かなりの増便となります。5,6月に比べると、だいぶ予約を取りやすいかもしれません。

 

「FLYING HONU」の運航時間は?

 

2019 5/24〜6/30まで週3便(日・火・金)での運航スケジュール

復路(NH184) 成田 20:20 ⇒ ホノルル 8:40
往路(NH183) ホノルル 11:30 ⇒ 成田 15:00(翌日)

6月後半はNH181,182(グリーン)が混在予定

 

2019 7/1〜の運航スケジュール

NH184と183は、週7日(毎日)運航となります

復路(NH184) 成田 20:20 ⇒ ホノルル 8:40
往路(NH183) ホノルル 11:30 ⇒ 成田 15:00(翌日)

 

それに加え、NH182,181が原則週3往復(日・火・金)運航します。

復路(NH181) 成田 21:35 ⇒ ホノルル 10:10
往路(NH182) ホノルル 12:45 ⇒ 成田 16:00(翌日)

 

※時間は全て現地時間です。

※8月、12月、1月は一部曜日に変更があるので、ご注意ください(特に8月)

 

まとめ

 

ちょっと就航当初は時間や運航日がややこしいですが…こうやって調べてみただけでも、外見の可愛さだけでなく、使い勝手の良さそうな設備やカウチシートなど…「面白そう!乗ってみたい!」と思える飛行機でした。

 

ただ、このフライングホヌは羽田便の設定がなく、成田便のみの運航となります。羽田便もいずれ就航すると便利で良いのですが…。エアバスの機体が大きい為、飛べる滑走路や後続機との間隔をあけなくてはならない…などなど色々条件があるようで、羽田空港から飛ばすのはなかなか難しいようです。

 

ということで、成田空港まで行かなくてはいけないのが若干不便ですが…。もし近々ハワイに行く機会がある方は、ぜひこの「フライング ホヌ」に乗ってみて下さいね〜!

 

[追記]

後日、結局この飛行機を予約することができました!(やけになって調べてみた甲斐がありましたw)

 

ただ、2月の時点で9月出発の飛行機を予約したのですが、カウチシートはほとんど埋まっていて、残席は2席くらいでした。。(ギリギリ…) 意外と競争が激しいようなので、もしカウチシートをご希望の方は、早めの予約をおススメします!(カウチシートでない部分もかなり埋まっていましたが…。。)

 

初めての子連れ海外&このA380 フライング ホヌ機は大型のため乗客が多く、搭乗や入国審査の際などに混雑が予想されるので、ホノルル空港にて離島への乗り換えがある私達は若干ドキドキですが…。カウチシートの感想など、実際に乗ってみた際はレポートしますね!

 

それでは、お読み頂きありがとうございました〜!

 

【↓実際に乗ってみた!フライングホヌ搭乗記はコチラ
憧れのフライングホヌ!!大興奮の2歳児とカウチシートに乗ってハワイへ行ってみた!

 

 

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